米国電子部品商社Avnet, Inc.(アヴネット、アリゾナ州)は子会社を通じて、インターニックスをTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化する。インターニックスが5日、賛同の意見を表明した。買付総額は63億8000万円。

アヴネットは日本を重要な市場と位置付けており、2005年に日本市場に参入している。アヴネットとインターニックスは2011年12月から戦略的パートナーシップの構築に向けた協議を開始。今回、アヴネットがインターニックスを完全子会社化し、アヴネットの販売網とインターニックスの技術力を融合させることで相乗効果を最大化させ、海外市場の競争激化に対応するのが最善と判断した。

アヴネット傘下で英国のMemec Group Limited (メメック、ハートフォードシャー州)がTOBを実施する。メメックは主として先端半導体を販売子会社の資金管理業務を手がける中間持ち株会社。

買付期間は2012年7月6日から8月20日まで。決済の開始日は8月27日。買付価格は1株あたり655円で、公表前営業日の終値354円に対して85.0%のプレミアムを加えた。買付予定数は975万555株で下限は650万696株。上限を設定しておらず、メメリック・グループはインターニックスの完全子会社化を企図しているため、TOBの結果次第で同社は上場廃止となる。