エイブル&パートナーズは、MBO(経営陣による買収)を実施し非公開化すると発表した。同社代表取締役である佐藤茂氏が代表を務めるACコーポレーション(東京都港区)がTOB(株式公開買い付け)を実施し、全株式の取得を目指す。買付総額は333億円。

エイブル&パートナーズは賃貸不動産仲介のエイブルや賃貸情報誌「CHINTAI」を運営するCHINTAIなどを傘下に持つ持ち株会社。2011年10月時点で全国に452の直営店を運営している。東日本大震災の影響により内需が縮小する中、事業環境が悪化。持ち株会社設立による効果も限定的であることから、抜本的な改革が不可欠となっていた。そのため、株式を非公開化し、株主へのリスクを回避することが最善と判断した。

買付期間は2012年4月16日から5月30日まで。決済の開始日は6月6日。買付価格は1株あたり580円で、公表前営業日の終値429円に対して35.2%のプレミアムを加えた。買付予定数は5742万5824株。下限は3860万7018株。