セルシスとエイチアイは、株式移転により2012年4月2日に共同持株会社を設立し経営統合することを決議した。これに伴い、両社は上場廃止となる。
セルシスとエイチアイは、これまで従来型の携帯電話向けサービスを事業基盤としてきたが、スマートフォンやタブレット機器の市場拡大に伴い従来型携帯電話の出荷量は減少の一途を辿っている。このような事業環境の変化に適応できる事業基盤を獲得するため、経営統合することとした。相互事業の売上拡大や投資の選択と集中、重複分野の合理化により生産性向上などの効果を見込む。
本株式移転の割当比率は、セルシス1:エイチアイ1.05。セルシスの株式1株に対してアートスパークホールディングスの株式100株を、エイチアイの株式1株に対してアートスパークホールディングスの株式105株をそれぞれ割り当て交付する。
共同持株会社の議決権比率はセルシスが約51%、エイチアイが約49%。