バルスはMBO(経営陣による買収)により株式を非公開化すると発表した。バルス代表取締役社長の髙島郁夫氏が代表を務めるTMコーポレーション(東京都渋谷区)がTOB(株式公開買い付け)を実施し全株式の取得を目指す。買付総額は157億円。

バルスは1990年7月、輸入家具やインテリア商品を目的に創業し、1992年7月にはインテリアショップFrancfrancを出店。都会型ライフスタイルを提案する店舗を展開し、インテリア・雑貨販売事業者として確固たる地位を築いた。しかし、金融危機や東日本大震災の影響により経営環境が悪化。そのため、株式を非公開化し株主へのリスクを回避したうえで、抜本的な構造改革を実施することにした。今後は、成長が期待されるアジア市場での店舗展開や海外におけるインフラ整備などを進める。

買付期間は2011年9月5日から10月19日まで。決済の開始日は10月28日。買付価格は1株あたり10万円で、公表前営業日の終値6万7800円に対して47.5%のプレミアムを加えた。買付予定数は15万7503株で、下限は10万7201株。