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2023-09-20
日本電子は核磁気共鳴装置や電子スピン共鳴装置などの研究開発・製造・保守事業(NMR事業)を新設分割により設立する「JEOL RESONANCE」(東京都昭島市)に承継させることを決議した。
新会社は産業革新機構(東京都千代田区)を対象とする第三者割当増資を実施し、日本電子と同機構との合弁会社とする。併せて新会社は神戸製鋼グループで国内で唯一のNMR装置用の超伝導磁石供給会社であるジャパンスーパーコンダクタテクノロジー(神戸市)からも出資を受ける。
NMR装置は、物質の分子構造を、原子レベルで解析する最先端の計測機器。製薬・バイオ・食品・化学分野だけでなく、有機ELや電池フィルムなどの新分野でも活用されている。国内産業の将来を支える研究開発に不可欠な装置という。
産業革新機構の支援によりグローバルな価格競争力を強化し、収益の安定化と経営基盤の堅牢化に努める。これにより国内オンリーワンの新世代NMRメーカーとして事業の飛躍的な成長を目指す。
第三者割当増資の払込予定日は4月上旬。払込金額は15億2000万円で、第三者割当増資実行後の持分比率は、産業革新機構50.1%、日本電子49.1%、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー0.8%となる。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
2013年11月12日 |
(株)JEOL RESONANCE
|
(株)産業革新機構 、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー(株)
|
1,527
|
||||
2 |
2012年12月10日 |
アント・キャピタル・パートナーズ(株)、MSIVC2008 V投資事業有限責任組合、TM Innovation2005 投資事業有限責任組合、東京ディスカバリー投資事業有限責任組合、SMBC キャピタル8号投資事業有限責任組合
|
アドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズ
|
非公表
|
||||
3 |
2011年1月31日 |
(株)産業革新機構
|
(株)JEOL RESONANCE(日本電子(株)のNMR事業)
|
1,523
|