シコーは、シンクテック・インベストメント(神奈川県大和市)から金型部品製造会社などを手がける中国の全額出資子会社3社を取得することを決議した。シコーはシンクテック・インベストメントを引き受け先とする第三者割当増資を実施し、その対価としてシンクテック・インベストメント傘下の中国子会社3社の全持分を現物出資の形で受け取る。

シンクテック・インベストメントはシコーの白木学社長の親族が経営する。今回、シコーが取得する同社の中国子会社金型部品製造の上海普容尼精密模具有限公司(売上高8300万円、営業利益△288万円)、検査測定データアップサービスの上海普容尼模塑有限公司(売上高926万円、営業利益△1230万円)、モーター製造の上海敏動機電有限公司(売上高2億4800万円、営業利益126万円)。シコーはこれら3社と外注関係などにあったが、傘下に取り込むことで金型の内製化などを進め、グループ競争力の向上につなげる。

取得価額は3社合計で5億2000万円(現物出資相当)。取得予定日は2011年1月14日。

第三者割当増資により、シコーに対するシンクテック・インベストメントの持ち株比率は5.81%となる。