フジスタッフホールディングスは、オランダ本拠の人材サービス会社のランスタッド・ホールディング・エヌ・ヴィーが完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。フジスタッフHDはTOBに賛同を表明しており、TOB成立後に上場廃止となる見通し。

買い付けは買収目的会社のランスタッド日本合同会社(東京都千代田区)が実施する。ランスタッド・グループは世界44カ国で人材紹介・再就職支援などの事業を展開し、2009年度の売上高は総合人材サービス業界で第2位の企業グループ。2009年12月と2010年2月にフジスタッフHDの株式を取得し、現在グループとして株式20.46%を所有している。ランスタッドはフジスタッフHDを傘下に取り込み、日本での市場シェア拡大を図る。フジスタッフHDの株式40%超を所有する創業家一族はTOBに応募する意向を示している。

TOBの買付価格は1株当たり2万7500円。TOB公表前営業日の対象株式の終値1万7010円に対して61.67%のプレミアムを加えた。買い付け予定数は63万7916株(下限は51万264株)で、買付予定額は175億4269万円。

買い付け期間は2010年8月16日から10月13日まで。決済の開始日は10月20日。