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ユー・エム・シー・ジャパン<6939>、台湾の親会社によるTOBを引き受け非公開化へ

2009-10-28

ユー・エム・シー・ジャパンは、親会社で台湾の半導体製造ファンドリーのユナイテッド・マイクロエレクトロニクス・コーポレーション(UMC、新竹市)がTOB(株式公開買い付け)を実施し同社の株式を非公開化すると発表した。UMCが株式取得のために設立したアルファ・ウィズダム・リミテッド(ケイマン諸島)が実施する。

ユー・エム・シー・ジャパンは、国内半導体市況の低迷や海外ファンドリーとの競争激化により業績が悪化。UMCは現在の事業形態で同社が独自に生産能力の向上を実現し業績回復を達成するのは難しいと判断。TOB後に組織再編を実施し経営基盤を再構築し生産能力を強化する。

買付価格は1株あたり1万2500円で、 公表前営業日の終値7640円に対して63.6%のプレミアムを加えた。買付予定数は54万7205株で、買付総額は68億4000万円。買付期間は2009年10月29日から12月14日まで。決済の開始日は2009年12月21日。

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