イマジカ・ロボット・ホールディングス(大阪市)は、デジタルスケープに対して、完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを決議した。デジタルスケープはTOBに賛同の意見を表明しており、TOB成立後は上場廃止となる。
デジタルスケープは、デジタルクリエイターとITエンジニアの人材派遣・請負サービスを中心に事業拡大を目指してきた。イマジカ・ロボット・ホールディングスは、幅広く映像関連事業を展開し、持株会社体制により事業を推進している。今回の子会社化により、両社の経営資源等を相互に補完・有効活用し、環境変化が激しい映像関連・デジタルコンテンツ業界の中での事業展開を強化する。
TOBの買付価格は1株あたり1万2000円。TOB公表前営業日である2009年3月18日の対象株式の終値8700円に対して37.93%のプレミアムを加えた。
TOBの買付予定数は2万9953株(下限は1万8937株)で、買付額は3億5900万円。
公開買付期間は2009年3月23日から5月7日まで。