注文住宅提供のアーキテクツ・スタジオ・ジャパンは、太陽光発電や蓄電池設備の建設を手がける子会社のESJ(東京都千代田区)の業績低迷を背景に、同社を取引先で経営コンサルティングのエンプレス・コンサルタンツ(東京都千代田区)に譲渡した。
靴小売専門店のエービーシー・マートは、韓国アパレル大手のイーランドワールド(ソウル)からシューズセレクトショップ「FOLDER」27店舗の運営事業を取得する。韓国市場での存在感を高めるのが狙い。
コンサルティングやITサービスを展開する三菱総合研究所は、企業の産官学連携やスタートアップ支援とその社会実装などを手がける「未来共創イニシアティブ」事業を譲渡する。譲渡先は社会課題解決や新規産業の創出を支援する一般社団法人プラチナ構想ネットワーク(東京都千代田区)で、知見やネットワークを統合することにより社会実装の取り組みを加速するのが狙い。
住宅資材販売やデベロッパー事業を展開するナイスは、住宅資材販売・木材加工の山大を子会社化することで、原木調達力の強化や製材拠点の確保などの相乗効果を見込む。また、山大が保有する特殊プレカット加工などの技術や仙台圏を中心とした東日本エリアの事業基盤を確保し、公共・民間建築物など非住宅分野での木造建築事業の強化につなげる。
ホームセンターの運営や建設事業を手がける綿半ホールディングスは、宿泊施設「秘境のおやど 龍峡亭」(長野県飯田市)を運営する龍峡亭(同)を子会社化した。観光事業への本格参入の一環。龍峡亭は現在休館しているが、今後、施設改修や運営体制の整備を進め、事業継続に向けて支援する。
警備会社の共栄セキュリティーサービスは、人材確保や業務品質の安定化に向けてグループ会社の拡充を目的としたM&Aを進めており、その一環。アコードセキュリティ(仙台市)は約100人の警備員が在籍しており、東北地域でのグループの連携を強化する狙い。同社は売上高3億3300万円、営業利益1100万円、純資産5500万円(2025年9月期)。
アフィリエイト広告サービスのファンコミュニケーションズは、インフルエンサーマーケティング市場の拡大を踏まえ、レイリー(東京都中央区)を子会社化した。従来のアフィリエイト広告に加えて、広告主にインフルエンサーマーケティングを提供できる体制を整えるのが狙い。
坪田ラボは近視・ドライアイを対象とした医薬品や医療器具の開発を展開。学会など医療系イベントの企画運営や医療関連のPR事業を手がけるメディプロデュース(東京都渋谷区)を子会社化することで、事業ポートフォリオの拡充や海外展開の推進、研究開発成果の宣伝強化などの相乗効果を見込む。
ホームセンターの運営や建設事業を手がける綿半ホールディングスは、ホテル恵山(長野県阿智村)から宿泊施設「昼神温泉 ユルイの宿 恵山」(同)を取得した。観光事業への本格参入の一環で、南信エリアでの地域観光の活性化に取り組むのが狙い。
建材の販売・施工を手がける三興商事は、鉄鋼・非鉄金属の専門商社である佐渡島(大阪市)の傘下に入り、経営基盤と事業体制の強化を図る。佐渡島の豊富な商品群や加工機能を活用し、提供商品の拡充や営業エリアの拡大、工事体制の強化を進め、さらなる成長を目指す。
製造業の事業承継を手がけるセイワホールディングスは、子会社を通じてめっき事業を展開しており、三鷹金属工業(愛知県あま市)からめっき事業を取得することで、製造能力の拡大、顧客基盤の強化を図る。また、対象となる拠点の近隣には自社の製造拠点が複数所在しており、配送面での相乗効果も見込む。
食品持株会社のヨシムラ・フード・ホールディングスは、ヤクルト本社傘下で果実酒・リキュールの製造販売を手がける、はこだてわいん(北海道七飯町)を子会社化することで、北海道産ブドウを活用した国産ワイン事業の強化と、国内外の販売ネットワークを活用した販路拡大や海外展開の推進を図る。
LINEヤフー子会社のPayPayは、T&Dホールディングス傘下のT&Dフィナンシャル生命保険(東京都港区)を子会社化することで、生命保険事業に参入する。決済から資産形成、保障、資産運用、資産承継までをカバーする包括的な金融サービス体制の構築と、デジタル生命保険領域での新たな顧客基盤の獲得を目指す。
創薬企業のジーエヌアイグループは、中堅医薬品メーカーのあゆみ製薬ホールディングス(東京都中央区)を子会社化し、収益源の多様化と安定化につなげる。あゆみ製薬HDは解熱・鎮痛薬「カロナール」をはじめ、整形外科領域やリウマチ領域の医薬品に強みを持ち、売上高385億円、営業利益62億円(2026年3月期)。
家電量販最大手のヤマダホールディングスと同5位のエディオンは2027年10月に経営統合することで基本合意した。持ち株会社を設立し、両社を傘下に置く。両社を合わせた売上高は約2兆5000億円で、業界2番手を争う1兆円規模のビックカメラ、ノジマを倍以上引き離す断トツの巨大グループが誕生する。
医療従事者専門サイトを運営するエムスリーは、介護現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目的に、ヘルスケア分野に特化したソフトウエア開発を手がけるワイズマン(盛岡市)を子会社化する。ワイズマンは1983年設立で、介護現場のICT(情報通信技術)化支援や、医療と介護をつなぐ連携基盤の提供で実績を重ねてきた。
投資用マンション開発・販売や賃貸・建物管理を手がけるデュアルタップは、シニア向けの分譲マンション「ザ・レジデンス白金スイート」(東京都港区)の管理事業を取得することで、ストック型の収益基盤を拡充する。また、高齢者向けの住宅・サービス領域の運営ノウハウや介護関連領域の知見を獲得し、今後の事業化につなげる。