M&A速報

1週間のM&Aニュースまとめ(2021年10月4日〜2021年10月8日)

2021-10-09

2021年10月4日

北日本紡績<3409>、プラスチック製造・廃棄物リサイクルの金井産業を子会社化

北日本紡績は、プラスチック製造や産業廃棄物リサイクルを手がける金井産業(山口県周南市。売上高9300万円、営業利益△500万円、純資産9200万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。今年新規参入したリサイクル事業の本格展開に向け、廃プラスチック提供元の確保とともに、グループ内で産業廃棄物収集運搬業許可と中間処置設備を保有しておくことが得策と判断した。取得価額は1億2500万円。取得予定日は2021年11月4日。

2021年10月5日

ホットランド<3196>、もつやき専門店「日本再生酒場」「もつやき処い志井」などの事業を取得

ホットランドは、外食企業のエムファクトリー(東京都調布市)、「い志井」(同)の両社から「もつやき・ホルモン・焼肉」事業を取得することを決めた。両社はもつやき専門店の「日本再生酒場」、「もつやき処い志井」などを首都圏で直営11店舗を運営している。ホットランドは「築地銀だこ」で知られるが、コロナ禍でも成長が見込まれる「もつやき・ホルモン・焼肉」事業を取り込み、事業拡大につなげる。

フジシールインターナショナル<7864>、スイス子会社PAGOのタックラベル事業を現地社に譲渡

フジシールインターナショナルは5日、スイス子会社PAGO AGのタックベル事業を同国のラベル印刷会社Helvetikett AGに9月21日付で譲渡したと発表した。併せてPAGOの本社用地・隣接地、建物など所有不動産を10月1日付で現地の別の企業に譲渡した。事業ポートフォリオの見直しの一環としている。フジシールは2012年に約98億円でPAGOを子会社化していた。譲渡価額は事業のほかに不動産を含めて約34億円。

2021年10月7日

岡部<5959>、米国建材メーカーのヴィムコから製造事業を取得

岡部は7日、建材製品メーカーの米国ヴィムコ(ペンシルベニア州)から製造事業を取得したと発表した。米国市場ではこれまで販売のみを手がけていたが、生産機能を取り込むことで、製造から販売までの一貫体制を確立するのが狙い。現地の需要にきめ細かく対応するとともに、サプライチェーン(供給網)の分断リスクの軽減を実現する。ヴィムコは米国での仕入先の一つで、かねて良好な取引関係にある。取得価額は非公表。

2021年10月8日

アウトソーシング<2427>、交通誘導警備・雑踏警備請負を手がけるアーク警備システムなど2社を子会社化

アウトソーシングは、交通誘導警備・雑踏警備請負を手がけるアーク警備システム(東京都渋谷区)とアークミライズ(東京都千代田区)の両社の全株式を取得し、8日付で子会社化した。警備請負はエッセンシャルワーカー(日常生活の維持に必要不可欠な働き手)領域として堅調な市場拡大が見込めるうえ、50歳以上の就業機会を確保することでグループとして雇用の長期化が期待できる事業と位置付けている。取得価額は非公表。

安田倉庫<9324>、運送業の南信貨物自動車を子会社化

安田倉庫は、運送業の南信貨物自動車(長野県松本市。売上高44億3000万円、営業利益1億5900万円、純資産12億2000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。グループの輸配送ネットワークとサービスメニューの拡充を見込む。南信貨物自動車は1943年設立で、甲信地区から関東圏、中京圏を結び、大型車両から小型車両、冷蔵・冷凍車両など300台以上の車両を持つ。長野県全域に拠点を持ち、取得価額は非公表。取得予定日は2021年11月1日。

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