クリアルが現在手がける不動産クラウドファンディング分野に加えて、今後、金融証券取引法に基づく不動産ST(セキュリティートークン=ブロックチェーン技術を活用したデジタル化された有価証券)市場とデジタル社債市場に参入する足掛かりとするのが狙い。茨城県の地場証券会社である臼木証券(茨城県日立市)は1950年設立で、STをはじめとする先進的なデジタル証券分野への事業展開をかねて検討していた。取得価額は1億200万円。取得予定日は2025年1月31日。
臼木証券の直近業績は売上高5820万円、営業利益△1700万円、純資産5480万円。クリアルは同社の全株式を取得して子会社化後、社名を「クリアル証券」に変更する予定。クリアルは不動産クラウドファンディングサービス「CREAL」、個人向け不動産投資運用サービス「CREAL PB」などを手がけている。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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2025年1月30日 |
臼木証券(株)
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臼木民二氏(臼木証券(株)代表取締役会長)ほか
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