QLSホールディングス＜7075＞、高齢者グループホーム運営のタイCOMMUNITY.JAPANを子会社化

QLSホールディングスは保育事業を主軸としているが、介護福祉事業と人材派遣事業の拡大を進め、保育依存からの脱却を目指している。今回、グループ初の海外高齢者施設としてタイCOMMUNITY.JAPAN ASIAN NETWORK CO., LTD（CJAN、チエンラーイ県）を子会社化した。タイでの事業展開を進めるとともに、将来的には国内向けの介護職員育成も見込む。

CJANは売上高1万4400円、当期純利益△1410万円、純資産652万円（2023年12月期）。CJANは高齢者グループホームを1施設運営。昨年の洪水被害で閉鎖を検討していたが、QLS傘下で事業再構築を図る。

取得価額は非公表。取得日は2025年1月27日。

介護事業子会社の和み（埼玉県伊奈町）を通じて、CJANの株式49％を取得した。取得割合は過半数に届かないが、QLSグループの従業員が代表に就任するため、子会社の扱いとなる。