三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(MFLP)とアドバンス・ロジスティクス投資法人(ADL)は5日、2024年11月1日付で合併すると発表した。MFLP、ADLはいずれも物流施設を主な投資対象とする。しかし、期待利回りが依然として低いうえ、日銀の金融政策の変更による金利上昇懸念などを背景とした国内の不動産投資信託(J-REIT)市況の悪化で、公募増資を通じた大規模な物件取得機会が限定的といった共通課題を抱えている。合併により存続法人のMFLPは中長期目標としてきた資産規模5000億円を達成し、物流セクターの代表銘柄として持続的な成長を目指す。
MFLPは三井不動産を、ADLは伊藤忠商事をそれぞれスポンサーとする。J-REIT市場への上場はMFLPが2016年、ADLが2018年。合併比率はMFLP1:ADL1.168で、ADLの1投資口にMFLPの1.168投資口(投資口分割後)を割り当てる。
現在、MFLPは30物件(取得総額3997億円)、ADLは16物件(同1392億円)を保有している。
投資法人の合併に伴い、MFLPの資産運用会社である三井不動産ロジスティクスリートマネジメント(東京都中央区)は、ADLの資産運用会社である伊藤忠リート・マネジメント(東京都千代田区)から関連する事業(ADLからの受託分)を承継する。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2024年8月5日 |
投資主
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