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台湾Walsin傘下の釜屋電機、子会社の双信電機<6938>をTOBで完全子会社化

2024-03-25

釜屋電機(神奈川県大和市)は25日、子会社の双信電機をTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると発表した。現在、釜屋電機とその親会社の台湾・華新科技股份有限公司(Walsin Technology Corporation)が双信電機株の50.08%を保有している。TOB成立後は、双信電機の東証スタンダード市場上場は廃止される見通し。

買付価格は1株当たり480円で、公表前営業日での終値316円に対して51.89%のプレミアムとなる。買付予定数は886万7375株で、下限は202万7024株。応募が下限に満たない場合は買い付けしない。買付代金は最大で約42億6000万円。買付期間は3月26日から5月9日までの30営業日。決済の開始日は5月16日。公開買付代理人は野村證券。

TOBを実施する買い手の釜屋電機は、1957年設立のチップ抵抗器やヒューズを主力とする電子部品メーカー。1986年に三菱マテリアルの子会社になったが、2006年に華新科技の完全子会社である開曼華新科技有限公司に株式譲渡され、同社の完全子会社となっている。

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