ジェイフロンティア＜2934＞、物流事業のグリフィスを子会社化

ジェイフロンティアは、物流サービスを手がけるグリフィス（東京都千代田区。売上高39億1000万円、営業利益420万円、純資産△1710万円）の株式40％を取得した上で、取締役会に過半数の役員を派遣して子会社化することを決めた。取得価額は1億2540万円。取得予定日は2024年1月31日。

グリフィスは国内で物流ネットワークを保有し、物流オペレーションや倉庫運営などの3PL（サードパーティー・ロジスティクス）事業を展開。常温、冷蔵、冷凍の3温度帯での配送を得意としており、大手外食チェーンを多数顧客に抱えている。

ジェイフロンティアは、オンラインで診療と服薬指導を行い、処方薬を宅配するサービス「SOKUYAKU」を提供。処方薬の当日配送エリアの拡充、要冷蔵のクスリの配送、血液や尿の検体の配送などの強化につなげる。さらに、ジェイフロンティアが手がけるオリジナル医薬品・健康食品を扱うDtoC（消費者直接取引）事業を通じて、冷蔵・冷凍便による低糖質の弁当の提供も検討しているほか、物流・倉庫機能の効率化も見込む。