サンケン電気は、トンネル磁気抵抗(TMR)センサー技術を提供する米国クロッカス・テクノロジー・インターナショナル・コーポレーション(カリフォルニア州)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。電気自動車に代表されるe‐モビリティーをはじめ、クリーンエネルギー、オートメーション関連など成長分野の需要を取り込む。クロッカスの設立は2006年。取得価額は約597億円。2023年末までの取得完了を見込む。
サンケン電気は磁気センサー製造の米国子会社でナスダック市場に上場するアレグロ・マイクロシステムズ(ニューハンプシャー州)を通じてクロッカスを傘下に収める。アレグロとクロッカスの連携を推し進め、広範で差別化された製品の提供につなげる。
2023/11/01
10月31日付で取得が完了したと発表。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2020年8月4日 |
電源装置などの社会システム事業(サンケン電設(株))
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4,800
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2 |
2023年8月8日 |
Crocus Technology International Corporation
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非公表
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59,700
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