日本紙パルプ商事はシンガポールに本拠を置くSpicersグループ傘下で、東南アジアで紙・板紙の卸売事業を手がける2社を買収することを決議した。子会社化するのはSpicers Paper (Singapore) Pte Ltd(シンガポール)とSpicers Paper (Malaysia) Sdn Bhd(マレーシア)で、いずれも株式のすべてを取得する。

日本紙パルプ商事は紙の国内卸売トップ。近年は米国を中心にアジア、オセアニアで海外卸売を強化している。今回子会社化するシンガポール、マレーシアの紙・板紙需要はそれぞれ66万3000トン、193万4000トンと小規模ながら、両国とも国内生産比率が低いことから、その多くを輸入に頼っており、今後も堅調な伸びが期待される。

取得価額は非公表。取得予定日は2018年11月。