農薬の製造販売を行うクミアイ化学工業(東京都、売上高611億円、営業利益37億円、純資産567億円、所有割合30.4%)は、同社を吸収合併存続会社として、農薬原体及び化成品の製造販売を行うイハラケミカル工業(東京都、売上高411億円、営業利益49億円、純資産494億円) を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことによる経営統合に関する基本合意書を締結した。

クミアイ化学工業とイハラケミカル工業は、共同で新農薬を創製、開発し、イハラケミカル工業が原体を製造し、クミアイ化学工業が製品化と販売を行うという製販分離体制の中で、相互に役割を補完し合いながら事業を進めてきたが、役割分担してきたプロセスを一体化して経営資源を結集し最大限活用することにより競争力の強化を図ることや、取引先との強固な信頼関係及び技術・ノウハウを駆使して、革新的な農薬の開発力を高め、日本はもとより世界各国・各地域、とりわけアジア地域でのグローバル展開を強化・推進することなどにより、両社のステークホルダーの利益につながるシナジー効果の早期実現を目指していくとしている。

合併に当たっての株式割当比率は未決定。

本経営統合の効力発生予定日は平成29年5月1日。

イハラケミカル工業は上場廃止となる見込み。