トレイダーズホールディングス＜8704＞、木質バイオマスガス化発電装置製造のZEエナジーを完全子会社化

トレイダーズホールディングスは、木質バイオマスガス化発電設備を製造するZEエナジー（東京都港区。売上高4億1300万円、営業利益△1億8600万円、純資産△4億1700万円）を株式交換により完全子会社化することを決めた。現在6.7％を保有している。

トレイダーズホールディングスは、営業収益のほぼすべてを占めるFX（外国為替取引）事業の損益が激減しており、新たな成長事業分野への進出・育成が必要不可欠となっていた。再生可能エネルギー事業に本格参入し、FX事業に次ぐ第2の事業の柱とする狙いがある。ZEエナジーは2008年設立。木質バイオマスガス化発電設備製造で高い技術を有しており、2015年6月には国内初の発電装置1号機で発電を開始している。

株式交換比率はトレイダーズHD：ZEエナジー＝1：3291.6で、ZEエナジーの株式1株に対してトレイダーズHDの株式3291.6株を割り当てる。株式交換効力発生予定日は2015年12月1日。