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ホリプロ<9667>、MBOにより株式を非公開化へ

2011-12-16

ホリプロは、青春社が同社の非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表し、同買い付けに賛同の意見を表明した。MBO(経営陣による買収)の一環。青春社はホリプロの株式45.30%を保有する筆頭株主であり、ホリプロの代表取締役社長である堀義貴氏が取締役を兼任している。買付価額は75億9000万円。

ホリプロは企業の広告宣伝費削減やテレビ視聴率の減少、オンデマンドサービスの拡大などにより業績が悪化。2012年3月期は減収減益を見込んでいる。青春社は同社の経営立て直しには、主力とするタレントマネージメント事業の見直しや、新規事業の創設、アジア圏への進出などの抜本的な施策が必要と指摘。また、すでに知名度の高いホリプロが上場を維持するメリットはそれほど大きくなく、株式を非公開化して株主へのリスクを回避することにした。

買付期間は2011年12月19 日から2012年2月6日まで。決済の開始日は2月13日。買付価格は1株あたり1050 円で、公表前営業日の終値627円に対して67.5%のプレミアムを加えた。買付予定数は723万5620株。

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