放送事業のエフエム東京(東京都千代田区)は、子会社のジグノシステムジャパンに対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。エフエム東京は現在ジグノシステムジャパンの株式53.61%を保有している。ジグノシステムジャパンはTOBに賛同を表明している。

エフエム東京は放送とインターネットを連動させたクロスメディア事業の推進を目指している。携帯電話向けコンテンツ配信などを手がけるジグノシステムジャパンの完全子会社化により、コンテンツ事業部門の融合や広告営業部門の一層の強化を進め、グループ内に重複している業務の集約を図る。ジグノシステムジャパンの大株主であるプラザクリエイトはTOBに応募する意向を示している。買付株数に上限を設けていないため、TOBの結果次第ではジグノシステムジャパンは上場廃止となる見通し。

TOBの買付価格は1株あたり1万6500円。TOB公表前営業日の対象株式の終値1万290円に対して60.35%のプレミアムを加えた。買付予定数は11万547株で、買付予定額は18億2500万円。公開買付期間は2008年3月7日から4月18日までを予定している。