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M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2024年7月8日〜2024年7月12日)

2024-07-13

2024年7月8日

いちご<2337>、私募リートの東祥東海リート投資法人とその運用会社を子会社化

いちごは、私募リート(不動産投資信託)の東祥東海リート投資法人(愛知県安城市。営業収益6億5300万円、営業利益2億6800万円、純資産102億円)の全投資口と、運用会社の東祥アセットマネジメント(同。売上高1億1200万円、営業利益△6900万円、純資産8000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。グループにおける資産運用事業の成長とストック収益の拡大が狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2024年8月1日。

2024年7月9日

テクノスジャパン<3666>、オランダSI企業のTruesonを子会社化

テクノスジャパンは9日、オランダ子会社を通じて、同国のシステムインテグレーション(SI)企業Trueson B.V.(アムステルダム。売上高3億2500万円、営業利益△356万円、純資産1730万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。Truesonの専門知識や実績、顧客基盤を活用し、欧州やベトナムでの事業展開を加速するのが狙い。取得価額は約3億200万円。取得予定日は2024年8月1日。

2024年7月10日

成友興業<9170>、産業廃棄物中間処理業のエコワスプラントを子会社化

成友興業は、産業廃棄物中間処理業のエコワスプラント(東京都日の出町。売上高14億2000万円、経常利益1億6800万円、純資産1億9700万円)の株式50.7%を株式交付の手続きで取得し、子会社化することを決めた。主力事業の一つである産業廃棄物処理事業の業容拡大につなげる。エコワスプラントは1999年設立で、日の出町に2つの中間処理工場を持ち、住宅新築で排出される建設混合廃棄物を中心に収集運搬から中間処理、再資源化までをトータルに手がけている。株式交付に際してはエコワスプラントの1株に対して成友興業の約289株を割り当てる。取得予定日は2024年8月8日。

2024年7月11日

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>、内装設備工事のシンガポールSupaspaceを子会社化

アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは、内装設備工事を手がけるシンガポールSupaspace PTE.LTDの新株発行を引き受けて株式51%を取得し、子会社化することを決めた。今年5月に現地の中堅設計事務所New Space Architects Pte Ltd.と業務提携しており、その一環。Supaspaceは業務提携先の経営陣ら関係者が2月に設立した新会社。まず現地で安定した需要が見込める公団住宅のリフォームを中心に受注活動を進め、日本製建材・住宅設備機器の紹介・供給なども予定している。取得価額は約2390万円。取得予定日は非公表。

売れるネット広告社<9235>、Wi-Fiルーターなどモバイル通信機器レンタルのJCNTを子会社化

売れるネット広告社は、Wi-Fiルーターなどモバイル通信機器のレンタル事業を国内外で展開するJCNT(東京都千代田区。売上高7億6800万円、営業利益3300万円、純資産3200万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。事業多角化の一環として、情報通信サービス分野に進出する。JCNTは2003年設立で、現在世界150カ国で利用可能なサービスを企業向けに提供し、なかでも出張者の多い主要国では専用回線を保有している。取得価額は非公表。取得予定は2024年8月。

2024年7月12日

HOUSEI<5035>、シティアネットからITインフラ構築・運用受託など2事業を取得

HOUSEIは、シティアネット(東京都目黒区)からITインフラ構築・運用受託とIT技術者派遣の2事業を取得することを決めた。ITインフラ関連事業を強化し、システム基盤の構築・開発、運用まで顧客の要望にワンストップに対応できる体制を整える狙い。シティアネットは2007年設立で、今回譲渡する事業以外に、システムコンサルティング、パソコン関連教育、ネットワーク機器販売・設置に関する事業を手がけている。取得価額は非公表。取得予定日は2024年8月1日。

燦ホールディングス<9628>、「家族葬のファミーユ」を展開する、きずなホールディングス<7086>をTOBで子会社化

燦ホールディングスは12日、「家族葬のファミーユ」を展開する葬儀会社のきずなホールディングスに対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。葬儀事業の拡大の一環。高齢者人口の増加を背景に、葬儀ニーズの継続的な増加が見込まれる一方、近年、葬儀の小規模化・簡素化の傾向が続いているのに対応して家族葬向けの領域を強化する。買付代金は最大149億8300万円。

イフジ産業<2924>、オーガニック食品のEC販売を主力とするHORIZON FARMSを子会社化

イフジ産業は、オーガニック(有機)食品のEC(電子商取引)販売を主力とするHORIZON FARMS(名古屋市。売上高7億2700万円、営業利益2800万円、純資産7900万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。今後も成長が見込まれるオーガニック食品関連を新領域として取り込み、液卵関連事業、調味料関連事業に続く経営の柱に育てる。取得価額は6億3300万円。取得予定日は2024年7月31日以降という。

セラク<6199>、システム開発のマインドを子会社化

セラクは、システム開発のマインド(川崎市。売上高1億6700万円、営業利益1000万円、純資産7900万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。DX(デジタル変革)事業の付加価値向上などを見込む。セラクはDX市場におけるカスタマーサクセス(商品・サービスを購入した顧客の成功体験の実現)支援を主力事業領域の一つとするが、マインドを傘下に取り込むことで初期導入などのアプリケーション開発からの支援が可能になるとしている。マインドは1987年設立。取得価額は非公表。取得予定日は2024年7月29日。

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