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M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2024年6月10日〜2024年6月14日)

2024-06-15

2024年6月10日

オートバックスセブン<9832>、オートバックス店舗経営のピューマを子会社化

オートバックスセブンは、同社の関連会社でオートバックスなどの店舗を経営するピューマ(富山県射水市。売上高68億円、営業利益2000万円、純資産15億4000万円)を株式交換により子会社化することを決めた。オートバックスセブンの資本力とピューマの事業展開力との相乗効果により、カーアフターマーケット市場での競争力を強化するのが目的。ピューマは富山県でオートバックス8店舗、スーパーオートバックス2店舗、セコハン市場2店舗、オートバックスエクスプレス3店舗を経営する。株式交換比率は未定。株式交換実施予定日は2024年8月1日。

アスコット<3264>、物流施設開発の合同会社Ascot Prime Logistics鶴ヶ島を子会社化

アスコットは、埼玉県内で物流施設開発を目的に組成された合同会社Ascot Prime Logistics鶴ヶ島(東京都千代田区)に匿名組合出資を行い、子会社化することを決めた。急増する宅配便需要を背景に、2021年から参入した物流施設開発事業の強化が目的。出資予定総額は11億5000万円。出資予定は2024年10月。

ホリイフードサービス<3077>をめぐりシティクリエイションホールディングスが対抗TOB

ホリイフードサービスは10日、現在進行中の麻布台1号有限責任事業組合(東京都港区)によるTOBに対し、シティクリエイションホールディングス(東京都板橋区)が同日発表した対抗TOBを検討するための特別委員会を設置すると公表した。シティクリエイションは7月中旬をめどにTOBを実施。既存所有分と合わせてホリイフード株65%を取得し、子会社化を目指す。TOB成立後もホリイフードの東証スタンダード市場への上場は維持する。

米投資会社トゥルー・ウインド・キャピタル、サン電子<6736>にTOB

サン電子は10日、米投資会社トゥルー・ウインド・キャピタル傘下のファンドがサン電子に対してTOB(株式公開買い付け)を開始したと発表した。トゥルー・ウインドは株式19%を上限に取得を目指している。サン電子はTOBについて内容や条件を検討したうえで、意見を表明する方針。

2024年6月11日

GENDA<9166>、ゲームコーナー運営の米Claw Holdingsを子会社化

GENDAは11日、米国子会社のKiddleton, Inc.(テキサス州)を通じて、米Claw Holdings, LLC(コロラド州。売上高157億円、営業利益4億8300万円、純資産15億6000万円)の全株式を取得し子会社化すると発表した。Claw Holdingsは持ち株会社で、現地でミニロケ(スタッフの常駐しないゲームコーナー)事業を運営するNational Entertainment Network, LLC(コロラド州)を傘下に持つ。取得価額は約3100万ドル(約48億6000万円)。取得予定は2024年中。

ラクスル<4384>、「トートバッグ工房」運営のエーリンクサービスを子会社化

ラクスルは11日、トートバッグやエコバッグのオリジナルプリントに特化したEC(電子商取引)サイト「トートバッグ工房」を運営するエーリンクサービス(福井県鯖江市。売上高15億円、営業利益2億5600万円、純資産9億6000万円)の全株式をCL(同)から取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額は13億7000万円。取得予定日は2024年6月28日。

柿安<2294>、創業家の資産管理会社を完全子会社化して自社株を取得

柿安は11日、創業家の資産管理会社である赤塚興産(三重県桑名市。売上高-、営業利益△0百万円、純資産5億1200万円=決算期変更に伴う14カ月決算)の全株式を取得し子会社化すると発表した。取得価額は約26億2800万円。取得予定日は2024年7月26日。

2024年6月13日

イントラスト<7191>、ラクーンホールディングス<3031>傘下で家賃債務保証事業を手がけるラクーンレントを子会社化

イントラストは、ラクーンホールディングス傘下で家賃債務保証事業を手がけるラクーンレント(東京都中央区。売上高4億3900万円、営業利益△3000万円、純資産1億7000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。主力とする家賃債務保証事業の拡充が狙い。ラクーンレントは居住用物件に加え、イントラストが成長余地を模索している事業用物件の保証商品でも実績を持つ点に着目した。取得価額は未確定。取得予定は2024年9~10月。

2024年6月14日

エスネットワークス<5867>、事業承継顧問事業を税理士法人エスネットワークスに譲渡

エスネットワークスは経営改善支援サービスの一つとして展開している事業承継顧問事業を、税理士法人エスネットワークス(東京都千代田区)に譲渡することを決めた。事業の選択と集中の一環。主力の会計・財務分野における常駐型の実務実行支援事業に経営資源を振り向ける。当該事業の直近売上高は6700万円。譲渡価額は6000万円。譲渡予定日は2024年7月1日。

ユミルリンク<4372>、SNS運用サポートなどのROCを子会社化

ユミルリンクは、SNS運用サポートなどを手がけるROC(神戸市。売上高1億4800万円、営業利益△500万円、純資産△1300万円)の株式90%を取得し、子会社化することを決めた。SNSマーケティングノウハウの取得やSNS運用改善に向けたSaaS(サービスとしてのソフトウエア)システムの連携、両社間の相互送客などの相乗効果を見込む。ROCは2016年設立。取得価額は非公表。取得予定日は2024年9月2日。残る10%の株式は2027年9月1日に取得することで合意している。

カイテクノロジー<5581>、情報システム開発のHICサービスを子会社化

カイテクノロジーは、情報システム開発などのHICサービス(東京都墨田区。売上高2億5800万円、営業利益3390万円、純資産2億5800万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。新たなビジネス機会の創出や人材獲得につなげる。HICサービスは2001年設立で、システムの受託開発、パッケージソフトの開発、基幹システムやグループウエアの導入サポートなどを幅広く手がけている。取得価額は非公表。取得予定日は2024年6月24日。

ピアズ<7066>、ワイヤードパッケージからIT人材派遣・SES事業とBoot Camp事業を取得

ピアズは、ワイヤードパッケージ(東京都中央区)からIT人材派遣・SES(システムエンジニアリングサービス)事業とIT技術習得のためのスクール「Boot Camp」事業を取得することを決めた。DX(デジタル変革)・AI(人工知能)関連の開発業務を内製化するための体制づくりの一環。ワイヤードパッケージは2014年設立で、60人以上のエンジニアを抱える。取得価額、取得予定日はいずれも非公表。

LITALICO<7366>、障害者支援事業を手がける米国DDCNを子会社化

LITALICOは米国現地法人を通じて、障害者支援事業を手がける米国Developmental Disability Center of Nebraska, LLC(DDCN、ネバダ州。売上高40億800万円、営業利益14億5000万円、純資産12億1000万円)の全持ち分を取得し、子会社化することを決めた。米国における障害福祉サービスの知見・ノウハウを獲得し、国内外での事業拡大につなげる。DDCNは2015年設立で、米中西部ネブラスカ州の中心都市オハマで知的障害・発達障害のある人を対象としてグループホーム(17拠点)運営を中心に、住まいと日中活動の場を提供している。取得価額は約46億3200万円。取得予定日は2024年6月26日。

高島屋<8233>、独立系ファイナンシャルアドバイザーのヴァスト・キュルチュールを子会社化

高島屋は、資産運用・形成のアドバイス業務を行うヴァスト・キュルチュール(大阪市)の過半数の株式を取得し、子会社化することを決めた。金融サービス事業の強化が狙い。高島屋は2020年に店頭で資産形成や資産承継のサポートを行うファイナンシャルカウンター事業を始めたのに続き、2022年には住信SBIネット銀行との提携による銀行サービス「高島屋ネオバンク」事業に乗り出すなど、「金融」を切り口に顧客接点の拡大を進めており、その一環。取得割合、取得価額は非公表。取得予定日は2024年6月19日。

ヒガシトゥエンティワン<9029>、人材派遣業のネオコンピタンスを子会社化

ヒガシトゥエンティワンは、人材派遣業のネオコンピタンス(東京都千代田区。売上高20億1000万円、純資産2億7600万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。首都圏エリアで展開する3PL(荷主に代わって物流業務を一括受注)事業やビル内デリバリー事業などでの安定的な人材確保につなげる。ネオコンピタンスは2000年設立で、倉庫内作業(検品・仕分け、梱包、荷物積み下ろしなど)といった物流分野の派遣業務に強みを持つ。取得価額は非公表。取得予定日は2024年6月25日。

はてな<3930>、Vaxila Labsからシステム管理・監視ツール「Vaxila」事業を取得

はてなは、情報システムの性能の管理・監視サービスを開発するVaxila Labs(東京都新宿区)からVaxila(ヴァキシラ)事業を取得することを決めた。Vaxilaは情報システムの開発・運用担当者向けにエラーや速度低下などのユーザー体験の悪化原因を発見して解決するSaaS(サービスとしてのソフトウエア)型ツール。はてなが展開するサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」と組み合わせ、より先進的な機能の提供につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2024年6月17日。

北の達人コーポレーション<2930>、子会社のFMラジオ局「FM NORTH WAVE」を山地ユナイテッドに譲渡

北の達人コーポレーションは、子会社で北海道を放送エリアとするFMラジオ局のFM NORTH WAVE(札幌市。売上高5億円、営業利益△1710万円、純資産△1億4300万円)の全保有株式72.8%を、住宅・建材事業などを手がける山地ユナイテッド(札幌市)に譲渡することを決めた。2021年3月に、企業ブランドの浸透や、通販ラジオ番組の制作を通じてメイン顧客のインターネット購買層以外からの新規顧客獲得を目的に、地元のFM NORTH WAVEを子会社化したが、相乗効果の創出などが次第に難しくなっていたという。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2024年7月31日。

JMホールディングス<3539>、「スーパー玉出」展開のフライフィッシュから8店舗を取得

JMホールディングスは傘下の花正(東京都港区)を通じて、大阪市内を中心にスーパーマーケット「スーパー玉出」を26店舗展開するフライフィッシュ(大阪市)から8店舗を取得することを決めた。関西進出の一環。当該8店舗について今秋から冬にかけて「肉のハナマサ」にリニューアルしたうえで順次開店を予定している。新規出店の2店舗と合わせ、関西地区では当面10店舗体制となる。取得価額は非公表。取得予定は2024年9月。

アイリックコーポレーション<7325>、保険代理店の人生設計から来店型保険ショップ事業を取得

アイリックコーポレーションは、保険代理店の人生設計(東京都港区)が展開する来店型保険ショップ事業を取得することを決めた。アイリックは来店型保険ショップ「保険クリニック」を全国で現在272店舗展開しており、そのネットワーク拡充の一環。人生設計は東京都、千葉県に各2店舗、神奈川県、埼玉県、熊本県に各1店舗の合計7店舗を運営するが、譲渡対象店舗については現在協議中としている。譲渡価額は未確定。譲渡予定日は2024年8月1日。

プラスアルファ・コンサルティング<4071>、各種コンサルティングサービスのディー・フォー・ディー・アールを子会社化

プラスアルファ・コンサルティングは、戦略企画や組織活性化、マーケティング支援など各種コンサルティングサービスを提供するディー・フォー・ディー・アール(D4DR、東京都港区。売上高1億6700万円、営業利益2500万円、純資産1億500万円)の株式80%を取得し、14日付で子会社化した。プラスアルファは今年3月、今後30年の人事の未来を考えるシンクタンク「HR未来予測プロジェクト」を発足させた際、この企画・運営にD4DRが協力してきた経緯がある。D4DRは2002年設立。取得価額は1億4600万円。

ダイブ<151A>、「宿屋大学」運営の宿屋塾を子会社化

ダイブは、宿泊業に特化したスクール「宿屋大学」を運営する宿屋塾(埼玉県白岡市)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。ダイブはリゾートを中心に宿泊施設への人材派遣を主力としており、宿屋塾の教育ノウハウを生かし、高付加価値・高単価でのスタッフ派遣につなげる。宿屋塾は2010年に創業し、これまでに約50人のホテル総支配人などを養成してきた実績を持つ。取得価額は非公表。取得予定日は2024年7月1日。

創建エース<1757>、クリニック会計事務受託などのメディカルサポートを子会社化

創建エースは、クリニックの会計事務や受付窓口事務などの受託事業を手がけるメディカルサポート(東京都中央区。売上高3400万円。営業利益2800万円、純資産1900万円=2024年1月設立から3カ月間の実績)を株式交換により子会社化することを決めた。コングロマリット経営(異種混合型企業)に基づく成長戦略の一環。創建エースは傘下に建設、インドアゴルフ、イベント事業などの子会社を持つ。今後、美容医療関連事業への参入を検討中としている。取得予定日は2024年7月9日。

キリンホールディングス<2303>、健康食品・化粧品のファンケル<4921>をTOBで子会社化

キリンホールディングスは14日、サプリメントなどの健康食品や化粧品を手がけるファンケルに対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付代金は最大2207億円。キリンは2019年、ファンケルに約33%出資して同社を持ち分法適用関連会社としていた。主力のビール市場が伸び悩む中、世界的に成長が続く健康食品分野を強化する。キリンは酒類・飲料、医薬品に続く第3の柱としてヘルスサイエンス領域を育成中で、その要に健康食品を位置付ける。昨年8月にはオーストラリアの健康食品大手ブラックモアを約1690億円で傘下に収めた。

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