鈴与シンワートは、持ち分法適用関連会社でWebアプリケーション開発などを手がけるインタークエスト(大阪市。売上高11億5000万円、営業利益1億500万円、純資産8億8300万円)を子会社化することを決めた。産業界の旺盛なDX(デジタルトランスフォーメーション)需要に対応し、情報サービス事業の収益力向上につなげる狙い。株式交換の手続きで、インタークエストの親会社である鈴与ホールディングス(静岡市)が保有する68.61%の株式を取得する。鈴与シンワートは現在、インタークエストに31.39%を出資している。株式交換予定日は2024年12月2日。
株式交換比率は鈴与シンワート1:インタークエスト0.605。インタークエストの1株に鈴与シンワートの0.605株を割り当てる。
インタークエストは1995年に設立し、予約システム「リザエン」などを主力製品とする。2018年に鈴与グループの傘下となった。