プラスアルファ・コンサルティング＜4071＞、シフト・勤怠管理クラウドサービス提供のオーエムネットワークを子会社化

プラスアルファ・コンサルティングは、小売り・サービス業向けにシフト・勤怠管理クラウドサービスを提供するオーエムネットワーク（新潟市。売上高7億9800万円、営業利益2億3700万円、純資産8億4900万円）の全株式を取得し、31日付で子会社化した。プラスアルファは企業内に散在している社員のスキルや適性検査結果、職務履歴などの人材情報を集約し、分析・見える化するツール「タレントパレット」を展開しており、双方のサービス連携を進め、新サービス開発や顧客開拓につなげる。取得価額は17億2000万円。

オーエムネットワークは2002年設立。月額課金型クラウドサービスとして、店舗社員・パート社員の業務シフトの自動作成・管理システム「R‐Shift」を提供し、ドラッグストア、スーパーマーケット、量販店などで100社を超える導入実績を持つ。勤怠管理システム「R‐Kintai」を組み合わせ、予算管理や給与計算にも反映できる。

プラスアルファの「タレントパレット」との連携により、店舗異動や勤務シフトを検討する際、社員の出勤可否の情報だけでなく、スキル・経験やモチベーションを考慮した最適配置を実現する仕組みの構築などを想定している。