サン電子は24日、同社に対して米国投資会社トゥルー・ウインド・キャピタルが6月10日から実施中のTOB(株式公開買い付け)について条件変更があったと発表した。サン電子株の買付価格は4400円から4750円に引き上げられ、7月22日としていた買付期間も8月5日まで10営業日延長された。また、買付予定数の下限も所有割合15%にあたる334万7200株と当初より2%引き下げた(上限は19%のまま)。サン電子の株価は買付価格を上回る高値圏が続いており、TOB成立が難しい情勢にあった。ただ、24日のサン電子株終値は4950円で、買付価格をなお超えている。