巴コーポレーション＜1921＞、格納庫扉開閉装置や免振デバイスを設計・製造する巴技研を子会社化

巴コーポレーションは、持ち分法適用関連会社で格納庫扉開閉装置や免振デバイスなどの設計・製造を手がける巴技研（東京都中央区。売上高17億8000万円、営業利益2億3200万円、純資産15億2000万円）の株式53.4％を追加取得し、子会社化することを決めた。取得後の所有割合は80.9％となる。巴技研は1966年設立。鉄鋼建設事業との親和性が高いことから相乗効果を見込む。取得価額は27億5500万円。取得予定日は2024年7月1日。

巴技研の子会社化により、持ち分法適用関連会社で不動産賃貸業を展開する泉興産（東京都中央区。売上高6億3800万円、営業利益△6700万円、純資産19億6000万円）についても、所有割合が24.1％から65.1％に高まり、子会社となる。巴コーポレーションは、都心に多数の不動産物件を保有する泉興産を取り込み、不動産部門との協働体制を構築する。