REVOLUTION＜8894＞、MBOを受け入れ｜スタンダード上場は維持

REVOLUTIONは25日、MBO（経営陣による買収）を受け入れると発表した。ジョン・フー社長が代表社員を務めるFO1（大阪市）がTOB（株式公開買い付け）を行い、米系投資ファンドのEVO FUND（エボファンド）など4者が保有する合計52.29％のREVOLUTION株を取得する予定。買付代金は25億2000万円。REVOLUTIONは不動産賃貸・仲介を主力とする。同社の東証スタンダード市場への上場は維持される。

買付価格は1株につき6円で、TOB公表前日の終値15円に対して60％安く設定した。EVO FUNDなど4者が保有する株式の取得のみを目的としているため、ディスカウントされた価格とした。買付予定数（下限も同じ）は所有割合52.29％にあたる4億2000万株。REVOLUTIONはTOBに賛同しているが、株主の応募については中立の立場を表明している。

買付期間は8月28日～9月25日の20営業日。決済の開始日は10月2日。公開買付代理人はフィリップ証券。

REVOLUTIONのフー社長は同社執行役員を経て2022年1月から現職。それ以前はエース交易（現EVOLUTION JAPAN）の会長兼社長を務めていた。