ケネディクス・オフィス投資法人(KDO)、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人(KDR)、ケネディクス商業リート投資法人(KRR)は13日、11月1日付で合併すると発表した。KDOを存続投資法人とし、KDR、KRRを吸収合併して「KDX不動産投資法人」に社名を変更する。オフィスビルの大量供給による先行き懸念に加え、投資口価格が1口当たりNAV(純資産額)を下回る状況にあるなど、共通する経営課題を抱えていた。合併によって資産規模は約1兆1000億円となり、J‐REIT(日本版不動産投資信託)全体で第3位に浮上する。
3投資法人はいずれもケネディクス不動産投資顧問が資産運用会社を務める。それぞれが開く投資主総会での承認を経て、KDRとKRRは10月30日をもって上場廃止となる予定。
合併比率はKDO1:KDR1.34:KRR1.68(KDR、KRRは合併時に投資口を2分割する予定)。KDRの投資口1口に対してKDOの投資口1.34口を、KRRの投資口1口に対してKDOの投資口1.68口を割り当てる。
3投資法人を合わせて投資物件数は約350。存続投資法人となるKDOは2005年に上場し、中規模オフィスビルを中心に97物件に投資する。KDR(2012年上場)は賃貸住宅を主体に182物件、KRR(2015年上場)は商業施設・物流施設など70物件に投資する。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2023年6月13日 |
投資主
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