(株)八越 (東京都中央区)は外食チェーンを展開する一六堂に対して、株式公開買い付け(TOB)を実施すると決めた。一六堂の非公開化が狙い。八越は一六堂のオーナー経営者の資産管理会社で、柚原洋一一六堂社長ら現経営陣による公開買い付け(MBO)となる。

一六堂は和食居酒屋「天地旬鮮八吉」や「のど黒屋」などを、関東中心に展開している。近年は鮮魚仕入価格の高騰や居酒屋市場縮小、競合他社との競争激化などで経営環境が厳しい。そこで抜本的かつ機動的な経営戦略を実践し、中長期的な視点から企業価値を向上させるため、MBOによる非公開化に踏み切った。

買付価格は1株515円で、TOB公表前日の終値369円に対して39.57%のプレミアムを加えた。買付総額は34億9000万円。買付期間は2018年11月6日~12月18日。