日東工業は、電子機器機構部品製造の北川工業(愛知県稲沢市。売上高112億円、営業利益10億2万円、純資産289億円)に対して子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを決議した。北川工業はTOBに賛同の意見を表明している。さらに北川工業が筆頭株主である資産管理会社のキタガワからも自己株式を取得し、これを加えた買収総額は281億円の見込み。

北川工業はエレクトロニクス機器の電磁波環境コンポーネントおよび各種機器機構部品や精密エンジニアリングコンポーネント部品の生産販売を手がける。

日東工業は配電盤関連製造事業、情報通信関連流通事業、工事・サービス事業の3つの分野で事業を展開してきた。北川工業を子会社化することで両社の技術力、流通網、顧客基盤を融合し、成長力および競争力の強化を狙う。

TOBの買付価格は1株あたり3943円。TOB公表前営業日である2018年11月2日の対象株式の終値1505円に対して161.99%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は475万4376株(下限は237万7189株)で、買付額は最大約187億円。

公開買付期間は2018年11月6日から12月26日まで。

一方、キタガワからの買い付け価格は1株あたり2321円、買付数は402万5388株で、買付額は約93億4292万5548円。