サンリツは、完全子会社で包装資材の設計・販売を手がける中国の蘇州新南包装制品有限公司(江蘇省蘇州市。売上高3億5300万円、営業利益△800万円、純資産3100万円)の株式90%を、包装製品のほか電子部品などを製造・販売する現地の蘇州玖得奇電子科技有限公司(江蘇省蘇州市)へ譲渡することを決議した。

サンリツは2005年5月に蘇州新南包装制品を子会社化。 しかし、中国市場の人件費高騰や材料価格上昇などにより採算性が悪化していた。事業再編により採算性は改善されつつあったものの、今後の成長が見込めないことから売却することとした。

また、蘇州新南包装制品で取り扱う梱包資材の輸出貿易を手がけるサンリツの100%子会社、張家港保税区新興南国際貿易有限公司(江蘇省張家港市)についても輸配送業務の伸び悩みにより閉鎖する。これにより、サンリツは中国国内の輸配送業務から撤退することになる。

譲渡価額は約168円。譲渡は2016年9月を予定している(中国当局の許可が条件)。