みどり証券は創業者で元代表取締役の出縄良人氏が設立した買付会社の出縄ホールディングス(東京都港区)が、みどり証券を子会社化すると発表した。TOB(株式公開買い付け)により46.99%を取得し、出縄氏を含む特別関係者が所有する3.61%と合わせて50.60%の所有を目指す。買付価額は7450万円。筆頭株主のビーアールエヌ1号投資事業者有限責任組合(BRN)が保有する44.54%についてTOBに応募する。

みどり証券は1997年7月、ディー・ブレイン証券として中小企業向けの資金調達支援を目的に設立された。未上場株式の投資勧誘制度を利用した支援を実施してきたが、2008年以降金融商品取引所新規上場企業の減少により業績が悪化した。2012年3月にBRNが筆頭株主となってからは、FX事業への参入を予定していたが環境が整わず中断。BRNがみどり証券の売却を希望したことから、出縄氏が買付会社を設立して過半数の取得を目指すこととなった。

買付期間は2012年12月27日から2013年1月30日まで。決済の開始日は2月5日。買付価格は1株あたり53円。買付予定数は140万6400株で、下限は133万3300株。

TOB成立後もみどり証券は上場を維持する。