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投資会社のロングリーチグループ、三洋電機ロジスティクス<9379>をTOBで子会社化

2010-05-25

投資会社のロングリーチグループは、傘下の買収目的会社が三洋電機ロジスティクスに対しTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付株数に上限を設定しておらず、完全子会社化を目指す。三洋電機ロジスティクスはTOBに賛同を表明しており、TOB成立後に上場廃止となる見通し。

ロングリーチグループは日本企業の成長を中長期的に支援することを目的に2003年に設立された香港拠点の投資会社。今回、実際にTOBを行うのは買収目的会社のLSホールディングス(東京都千代田区)となる。三洋電機ロジスティクスの親会社の三洋電機(所有割合58.01%)は2009年にパナソニックの傘下に入ったことから、三洋電機ロジスティクスの売却先を検討していた。三洋電機はTOBに応募する意向を示しているが、今後も三洋電機ロジスティクスとは物流面での取引関係を続ける方針で、TOB終了後にLSホールディングスに5%程度出資するという。

TOBの買付価格は1株あたり1750円。TOB公表前営業日の対象株式の終値1542円に対して13.49%のプレミアムを加えた。

買付予定数は1023万9781株で、下限は767万9800株。応募株式数が下限に満たない場合は買い付けを行わない。買付総額は最大179億2000万円。

買付期間は2010年5月26日から7月15日まで。決済の開始日は7月30日。

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