投資ファンドのCCH5(東京都千代田区)は、非破壊検査事業を手掛けるマークテックに対して完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを発表した。マークテックはTOBに賛同の意見を表明しており、TOBの成立後は上場廃止となる。マークテックの経営陣によるMBO(経営陣による買収)の一環。

マークテックは、非破壊検査事業とマーキング事業を手掛けるが、主力ユーザーの海外展開に伴う要求への対応や、中国、韓国、タイの子会社の経営・販売体制の強化が課題となっていた。こうした中、事業構造改革を迅速に実行していくためには短期的に利益水準の悪化などを招く可能性があり、株式の非公開化が得策と判断した。

TOBの買付価格は1株あたり1400円。TOB公表前営業日である2010年5月13日の対象株式の終値920円に対して52.2%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は448万52株(下限は288万1568株)で、買付額は最大60億5000万円。

公開買付期間は2010年5月17日から6月28日まで。