バルスは、戸建住宅を設計・施工する東京住宅(東京都渋谷区。営業利益△5780万円、純資産3500万円)の全保有株式50%を、同社の共同出資先で注文住宅請負の木下工務店に譲渡することを決議した。
バルスは2006年11月、空間プロデュース事業の一環として、木下工務店との共同出資により東京住宅を設立。しかし、2008年秋のリーマン・ショックを契機とする信用収縮などの影響により不動産市場を取り巻く環境が急速に悪化したため、同社を売却することとした。
譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2009年8月31日。