経営コンサルティングなどを手がけるケーエヌ(福岡市)は、全教研に対して株式の非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。全教研は賛同の意見を表明している。ケーエヌは全教研代表取締役社長の中垣一明氏と常務取締役の中垣一史氏が2008年9月に設立した会社で、今回のTOBはMBO(経営陣による買収)の一環として行われる。

全教研はTOB成立後に上場廃止となる予定。少子高齢化により学習塾業界が厳しさを増す中で、抜本的な経営改革に取り組むには株式を非公開化して中長期的な企業価値の向上を目指すことが最善と判断した。

TOBの買付価格は1株当たり360円。TOB公表前営業日までの対象株式の終値の過去1カ月間の平均値約250円に対して約44.00%のプレミアムを加えた。

買付予定数は167万8830株で、買付予定額は6億400万円。

公開買付期間は2008年10月16日から11月28日を予定している。