投資ファンドのエーエスホールディングスは、あきんどスシローをTOB(株式公開買い付け)により子会社化することを決議した。取得株式数に上限を設けておらず、あきんどスシローはTOB成立後に上場廃止となる可能性がある。また2009年5月までにエーエスホールディングスとあきんどスシローは合併する。

エーエスホールディングスは投資会社のユニゾン・キャピタル(東京都千代田区)が設立したファンド。あきんどスシローはユニゾン・キャピタル・グループから原価高騰や出店競争激化などの厳しい経営環境を打破するため、TOBによる戦略的な株式の非公開化の提案を受けていた。従来の提携関係を超えた強固な資本関係を構築することで企業価値の向上を図る。筆頭株主のゼンショーはTOBに応募せず、保有株を売却し関係を解消する。

TOBの買付価格は1株あたり3250円。TOB公表前営業日の対象株式の終値1919円に対して69%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は284万9200株で、買付予定額は92億6000万円。

公開買付期間は2008年9月25日から11月10日までを予定している。