三笠製薬の代表取締役社長である緒方巧氏が代表を務めるミカサは、三笠製薬に対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。三笠製薬はTOBに賛同の意見を表明している。

医薬品業界全体の環境悪化に伴い、三笠製薬は主力の貼付湿布薬に次ぐ新製品の開発を早急な課題としていた。市場拡大が見込まれるスティックタイプの軟膏に経営資源を投入するにあたり多額の設備投資や開発投資が必要なため、MBO(経営陣による買収)により株式を非公開化するのが最善と判断した。中長期的な経営計画に基づく研究開発や、柔軟で機動的な組織・経営体制の構築を図る。

TOBの買付価格は1株あたり800円。TOB公表前営業日の対象株式の終値520円に対して53.8%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は919万4000株で、買付予定額は73億5500万円。

公開買付期間は2008年9月18日から2008年10月31日までを予定している。