プラスチック家庭用品の製造・販売のBlue River(東京都中央区)は新輝合成に対してTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。Blue Riverは新輝合成の代表取締役社長の山下陽子氏が全額出資して8月に設立した会社で、今回のTOBはMBO(経営陣による買収)の一環として行われる。新輝合成は賛同の意見を表明している。TOB成立後に上場廃止となる見通し。

新輝合成は中国からの輸入品などとの価格競争激化や原料価格の高騰で経営状態が悪化。大型生産設備の導入や工場の立て直しなど抜本的な改革を進めるには、株式の非公開化が最善と判断した。創業家一族(所有割合71.11%)はTOBに応募しないが、議決権その他の権利については共同で行使することで合意している。

買付価格は1株あたり400円。TOBの公表前営業日の対象株式の終値の1カ月平均値約202円に対して約98%のプレミアムを加えた。

買付予定数は221万6095株で、買付予定額は8億8600万円。

公開買付期間は2008年9月2日から10月16日を予定している。