セシールは、卵殻膜を配合した化粧品やサプリメントを開発するアルマード(東京都中央区。売上高9億6000万円、営業利益3億6500万円、純資産5億6300万円)の株式75%を取得し、子会社化することを決議した。
卵殻膜は卵の殻の内側にある薄い膜のことで、現在、化粧品や健康食品の原料として消費者だけではなく学会関係者の注目を集めている。アルマードは、東京大学との産学連携プロジェクトとして卵殻膜を題材とする研究を進めている。セシールは自社の持つテレマーケティング・ウェブマーケティングのノウハウを提供することで、卵殻膜商品の新規顧客拡大を目指す。
取得価額は13億5000万円。取得予定日は2008年4月上旬。