自動運転向け地図のダイナミックマッププラットフォームは、測量事業を展開するリカノス(山形市)を子会社化することで、測量・空間計測分野の事業基盤を強化する。測量業界のロールアップ型M&A推進の一環で、測量ネットワークを構築することで全国的なデジタルインフラ整備につなげる。
学校や自治体向けに事務管理・会計などのソフトウエアを提供するシステム ディは、オーイーシー(大分市)から公共施設マネジメントシステム「fmSMART」事業を取得することで、ファシリティーマネジメント分野での開発期間の短縮や早期収益化を図るほか、既存の公共ビジネスとの相乗効果を見込む。
製粉用機械を製造する明治機械は、中国で穀物などの粉砕を行う製粉用ロールの製造販売を手がける明治機械(徳州)有限公司(山東省)を譲渡することで、経営資源の選択と集中を図る。近年の国際情勢や中国市場の大きな変化を踏まえて判断した。明治機械(徳州)は売上高1億900万円、営業利益△1700万円、純資産6億9900万円(2025年12月期)。
大和証券グループ本社は、オリックス銀行(東京都港区)を子会社化することで、融資や信託などの銀行機能を拡充する。「金利ある世界」への移行が進む中、顧客のライフステージに応じた包括的なコンサルティングに対する需要が高まっており、グループとして銀行機能の抜本的な拡充・強化が不可欠と判断した。
計測機器メーカーの共和電業は、日章電機(東京都大田区)から多分力検出器とその応用製品の開発・製造・販売事業を取得することで、技術力や販売網を取り込み、計測事業の拡充につなげる。日章電機は動・流体力学の計測器専門メーカーで、多分力検出器は自動車・造船・建築・航空などの分野で用いられているという。
エフ・コードはデジタルマーケティング支援やインフルエンサー向けのビジネス支援・キャリアスクールなどを展開。不動産業界に特化したマーケティング支援やSNS活用の助言を手がけるRoombox(東京都渋谷区)を子会社化することで、不動産業界向けのマーケティングを強化し、グループの収益性向上や競争力強化を図る。
横浜家系ラーメン「壱角家」などを展開するガーデンは、牛・馬肉をメインとした肉専門の握りずし店「肉寿司」のフランチャイズ本部事業を譲渡することで、事業の選択と集中による資産効率の向上につなげる。譲渡先は「肉寿司」のフランチャイジーのGOSSO(東京都渋谷区)。
ビーウィズはコールセンター事業やBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を主力としているが、自社開発のコールセンター向けシステム「Omnia LINK」の販売も手がけている。かねて「Omnia LINK」の海外展開を検討しており、マレーシアRadiant Communication Sdn. Bhd.(クアラルンプール)を子会社化することで、最初の海外展開先としてマレーシアでの事業拡大を目指す。
カメラとAI(人工知能)を活用した交通量、人流などの調査サポートサービスを手がけるセーフィーは、通信インフラの施工・保守を手がけるLaska(神戸市)を子会社化し、大型案件の施工力を強化する。Laskaが保有する大型案件のノウハウや全国規模の工事網を獲得し、グループ全体の稼働効率・生産性の向上につなげるほか、販売・施工・メンテナンスまでを一気通貫で展開する体制の構築を目指す。
商品情報管理ソフトを開発・販売するeBASEは、KSP-SP(東京都港区)を子会社化することで、同社のPOS(販売時点情報管理)データと自社の商品詳細データを統合・連携させ、事業領域の拡大を図る。
AI(人工知能)を活用した音声解析サービスを手がけるHmcommは、Webシステム開発やSES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開するコラボテクノ(東京都中央区)を子会社化することで、BPaaS(ビーパス)の本格展開や既存業務・基幹システムの高度化、継続課金型収益の拡大などの相乗効果を見込む。
ガス販売のTOKAIホールディングスは、LPガスや燃焼機器の販売を手がける長田ガス(静岡県河津町)を子会社化することで、東伊豆エリアでの営業体制の拡充やシェアの拡大につなげる。LPガスの仕入れ、営業、配送、保安など多方面の連携で事業拡大を目指す。
音響・映像サービスや音楽スタジオ・音響実験室などの施工を手がけるヒビノは、ソノーラテクノロジー(東京都世田谷区)を子会社化することで、提案する建設ラインアップの拡充や騒音対策分野の売上拡大、海外展開の推進などの相乗効果を見込む。
飲食店向けの無煙ロースターを製造するシンポは、主要顧客である焼き肉業界の新規出店の鈍化など厳しい市場環境を背景に、MBO(経営陣による買収)で株式を非公開化し、短期的な株式市場の評価に左右されない経営体制の構築を目指す。
住宅建築のフクヤ建設は、住宅や店舗の建設販売、リフォームを手がけるエムズアソシエイツ(岐阜市)を子会社化することで、同業連携による事業拡大や企業価値の向上を図る。
手芸店を展開するジャパンクラフトホールディングスは出版・教育事業について経営資源を出版分野に集中させ、グループ全体の資本効率を高める方針を打ち出しており、その一環。ヴォーグ学園は編み物、刺繍、クラフトなどハンドメイド専門のカルチャースクールで、東京、横浜、大阪、名古屋に校舎を持つ。
クイックは製薬・医療機器、建設、電気・機械、IT関連を中心に人材サービス事業を展開する。今回、経営陣に譲渡する子会社のワークプロジェクト(大阪市)は保育士領域を主力するが、市場環境の変化などに伴い、グループの成長戦略を進めるうえで同社との間では相乗効果の創出が限定的な状況となっていた。
法人向けリモートメールサービスを主力とするfonfunは、ディグロス(東京都港区)から営業支援SaaS(サービスとしてのソフトウエア)「セールスパフォーマー」事業を取得することで、クラウドソリューション事業の成長加速につなげる。
経営管理のコンサルティングなどを手がける辻・本郷ITコンサルティングは、ネットワーク(東京都杉並区)からソフトウエアの販売・開発事業を取得することで、営業基盤や顧客への提案機会の強化につなげる。
冷凍食品大手のニチレイは、インドネシアで低温物流事業を手がけるPT Mega Indo LogistikとPT Mega Internasional Sejahteraの現地2社を子会社化することで、ASEAN(東南アジア諸国連合)域内におけるコールドチェーン需要の拡大に対応する。
INFORICHは、同社の主力事業であるモバイル用充電器レンタルサービス「CHARGESPOT」をシンガポールでフランチャイズ展開するT-GAIA ASIA PACIFIC PTE. LTD.(TGAP)を子会社化することで、ASEAN(東南アジア諸国連合)域内の戦略的拠点として位置付け、事業拡大につなげる。
コメ卸大手のヤマタネは、発芽玄米製品や大豆ミートを製造するアジテック・ファインフーズ(岩手県釜石市)を子会社化することで、食品事業におけるバリューチェーンの拡大や加工・販売機能の強化につなげる。
コメ卸大手のヤマタネは、自ら農業経営に乗り出すなど持続可能な営農モデルの実現に向けた取り組みを進めており、その一環。今回子会社化した穂海耕研(新潟県上越市)は農業経営に関するコンサルティングサービス「コメプロ」を提供している。
印刷業などを手がける日本創発グループは、紙製品製造の村上(東京都北区)から製袋事業を取得することで、多様化するクリエイティブ(制作物)需要への対応力や付加価値の向上につなげる。日本創発は傘下企業の1つに製袋事業を手がけるリングストン(東京都江東区)を持っており、グループ内での相乗効果が見込めると判断した。