株価変動率のことで統計学の手法によって計算される標準偏差。株価が上下に動き易い銘柄ほど高い数値で表される。
ストックオプションの価格算定をする際に使われる重要な変数のひとつで、ボラティリティが高い銘柄(株価の変動が激しい銘柄)はオプション評価額が高く、ボラティリティが低い銘柄(株価の変動が穏やかな銘柄)はオプション評価額が低く算定される。
一般にストックオプション導入に積極的なベンチャー企業ほどボラティリティが高い傾向があり、ストックオプションの費用処理(ストックオプション会計)はベンチャー企業のインセンティブプランの再考とストックオプションの設計の再考を促した。