ゴードンモデルは商法判例に用いられることが多く、配当に着目するものの収益還元法に帰着する企業評価方法である。内部留保の再投資の将来利益を配当の増加要因として、内部留保率を考慮して株価の算定している。
株価=1株当たり配当金÷(資本還元率-投資利益率×内部留保率)
なおゴードンモデルは、1.計算要素は永久に不変である、2.留保した内部資金は全て現業に再投資され外部資金の導入は考慮しない、3.資本コストは成長率より大きい、という前提の下に成り立っている。