【中小企業のM&A】M&Aの代金決済

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代金決済は、買い手が譲渡代金を支払い、売り手が譲渡代金を受け取ります。この瞬間が、売り手オーナーにとってはM&A成立を最も実感できる時といえるかもしれません。中小企業のM&Aでは、両社の社長が仲良く記念撮影をすることもあります。

代金決済時には、重要な書類の受け渡しも行います。会社の経営権が異動するわけですから、ミスがあってはなりません。前日までに必要書類を入念に確認し、当日に滞りなく決済が行われるよう、準備することが大切です。

買い手企業も、相手の口座番号や受け取る書類を確認するほか、登記が必要な場合は司法書士に速やかに手配します。

代金決済時に売り手が交付するもの(主なもの)

・株 券 ・銀行取引印
・株主名簿 ・印鑑証明カード
・預金通帳 ・不動産権利書
・代表印 ・各種議事録

文:M&A Online編集部

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2.仲介機関との契約 https://maonline.jp/articles/buyout_broker
3.企業評価の算定 https://maonline.jp/articles/value1006
4.ノンネームシート一次情報)の開示 https://maonline.jp/articles/non-name-sheet
5.トップ面談 https://maonline.jp/articles/top-mendan
6.基本合意の締結 https://maonline.jp/articles/loi
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