前回は、M&Aには売手、買手の様々な事情や思惑が絡むケースが多いという話をした。そこ今回はディールの現場でよく直面するM&A「あるある」について売手と買手の心理に分けて述べてみたい...
M&Aには売手、買手の様々な事情や思惑が絡む。現場でディールに関わる筆者からすると、中小企業M&Aの価値基準は最終的に経営者の「個人的願望」が最優先される、というのが結論である。買手の立場から「個人的願望」を達成するための必要な要件とは?
日本政策金融公庫の調査月報2月号に千年治商店の山野千枝代表取締役が「家業承継の新たな視点―注目高まるベンチャー型事業承継ー」を寄稿している。M&Aが必要な局面はあるとしつつ、後継者に悩む企業の事業承継策としてベンチャー型事業承継を勧める。
商店街の地盤沈下が止まらない。空き店舗の割合は13%を超える。地域コミュニティーの中心としての商店街を再生し、次代にバトンタッチするのか。それは「地域承継」にほかならない。中小企業診断士の鵜頭誠さんに商店街の状況や生き残りのヒントを聞いた。
事業承継を行う時にやるべきことの一つが「後継者教育」。後継者を選び、次世の経営者として育てることは事業承継後に会社が存続・成長していくうえで重要です。今回は筆者が講師として実際にかかわっている後継者塾のカリキュラムや後継者の様子を伝えます。