商店街の地盤沈下が止まらない。空き店舗の割合は13%を超える。郊外大型店と急拡大するEC(電子商取引)市場の挟み撃ちに加え、経営者の高齢化による後継者問題も重くのしかかっている。地域コミュニティーの中心としての商店街を再生し、次代にどうバトンタッチしていくのか。換言すれば、「地域承継」にほかならない。商店街支援を専門する中小企業診断士の鵜頭誠さんに、商店街の状況や生き残りのヒントを聞いた...
「ハゲタカ・シリーズ」で知られる経済小説家の真山仁氏が10月29日、都内で開かれた全国事業承継推進会議(中小企業庁、全国商工会青年部連合会など共催)のキックオフイベントで、「中小企業の現状と未来」と題して基調講演した。
後継者不足などを背景に500社以上の中小企業が廃業を検討する東京都墨田区。大切な技術や人材を失わせないために区が力を入れているのが、工場や設備など承継資産のマッチング支援事業です。少しずつ事例が出てきている一方で、制度を普及させるための課題も見えてきました。