東芝<6502>を経営危機のどん底に追い込んだ「戦犯」といわれている原子力事業の売却がようやく動き始めた。東芝は2018年1月18日、最大の懸念材料だった米原発大手のウェスチングハウス・エレクトリック(WH)関連資産の譲渡契約を、米大手ヘッジファンドのバウポスト・グループ率いる企業連合と結んだと発表した。同月末までにWHの債権譲渡を完了し、これによる1700億円の売却益に2400億円分の税負担軽減を加えて東芝の資本は4100億円ほど改善する...
SNS大手のLINEが運営する格安スマホ「LINEモバイル」がソフトバンクの傘下に入ることになった。「LINE使い放題で月額500円」の超低料金をセールスポイントに参入したもののシェアを伸ばせず、事実上の「身売り」に。LINEモバイル失敗の理由とソフトバンクの狙いを探る。
中小アプリケーションソフト(アプリ)に衝撃が走っている。米アップルがiPhoneやiPadなどのiOSで動くアプリを独占的に供給するApp Storeで、2018年1月以降はテンプレートなどを利用して作成されたアプリを排除すると通告したのだ。
10月5日、投資ファンドのベインキャピタルは東芝メモリの買収に関して都内で会見した。ベインキャピタルの代表は、2018年3月末までに東芝メモリを総額2兆円で買収し、3年後をめどに東京証券取引所にIPO(新規株式公開)を目指す方針を明らかにした。