CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)に関わる動きが目立っている。
CVCは企業が自己資金でファンドを組成し、自社の事業の発展に役立つようなスタートアップなどに出資をする取り組みで、4月に入って積水ハウス<1928>や、ANAホールディングス<9202>などの大手企業が新たにファンドを設立したほか、これからファンドを設立する大正製薬(東京都豊島区)や、スタートアップの支援を行っている既存のファンドに出資することで事業の拡大を目指す商船三井<9104>などの事例もある...
新年度に入り、ドライバーの長時間労働を規制する「2024年問題」が現実となった。経済活動の活発化やネット通販市場の拡大などで貨物量が増える半面、ドライバー不足から「物流危機」を懸念する声も。その解決策としてM&Aに対する期待が高まっている。
消費の回復が進んでいる海外の比率の高い、力の源ホールディングスなどの大手ラーメン店が業績を伸ばす中、国内需要中心の中堅のラーメン店にも回復の兆しが現れてきた。「一刻魁堂」や「山小屋」などが営業損益の黒字化を見込んでいるのだ。
関西の大手私鉄である阪急阪神ホールディングス傘下の神戸電鉄と、同じく関西の大手私鉄である京阪ホールディングス傘下の京福電気鉄道の本業の稼ぐ力を表す営業利益の伸びに差が現れてきた。